みりん(三毛)
幼くも母となり立派に子供たちを育てていました。
こうじ(茶白)いしる(キジ白)
みりんこちらに来てからは断乳をさせ避妊手術を受けさせました。
みりん一家を保護してくれた方は、最初からみりんは受けいれたい、仔猫達は里親募集をしたい、そうお考えでした。
話を聞いて私がすぐに受け入れたのは、母猫を中心に考えてくれていたからです。
普通は…可愛い仔猫ばかりに目が行き、仔猫だけを保護する人、仔猫は保護しても母猫はTNR、リリースとする人が多いのです。
今回は最初からみりんが中心でした。
思えば、フラムの時もそうでした。やはり幼い母だったフラムの仔猫達は里子に出してから、フラムの避妊手術と保護の相談を受けました。
これまで、どうしても仔猫ばかりが注目されてきましたが、最近はこうして母猫を思いやれる方々が増えてきたと思います。
身を削り子育てをする、その崇高さに比べたら、人間なんて何も出来ないほんのお子ちゃまです。
(えぇ…それって私も二度ほど、出産育児経験がありますが、犬猫の足元にも及びませんよ…)
そんな母猫を大切に思って託してくれる人が増えました。
フラムを保護してくれた方はご高齢なので泣く泣く私に託してくれました。本当の幸せを思いご自身の年齢を考える…そんな普通の事が出来ない人が無計画に飼い行き場を無くす子が多かったりします。
今回みりんはめでたくも受け入れ態勢が整えば卒業します。
(ただいまケージやら準備中なのとみりんも術後の抜糸があります)
その後にこうじ・いしるの人馴れ修行を本格開始します。(みりんから野良猫教育受けてますからね…)
うちにいた子は大半が野良上がりです。
どの子も母猫の献身があり生き延びられた子達です。仔猫ばかりでなくそこへも少しだけ思いを寄せて頂ければ嬉しいです。
(2016年7月13日「母みりん卒業予定です♡」)
※みりんに続き、いしる・こうじもそれぞれ里親様とめぐりあい、現在は幸せに暮らしています。