CATS&DOGS CAFE スタッフM [卒業生 月助・アーサー(猫)]
ある日、会社に鳴きながらやってきたキジトラの「月助」
「白血病」
ネコにそんな病気がある事も知らなかった私ですが、
猫cafeオーナーの吉田さんに、ネコの事を1から教わりました。
我が家には里親になった先住犬が2頭いました。
最初は犬との同居は不安いっぱい。心配いっぱい。
でも、動物の順応性はスゴイです。
お互いに居なくてはならない存在となりました。
猫の白血病は犬には移りません。
月助に出会って、わずか10か月。
肺水腫で苦しい思いをさせてしまいましたが、
最後は私の腕の中で逝きました。
仲良しだった月助が居なくなったことで、
同居ワンコに変化がありました。
元気がなくなり、食欲もなくなり、
いつもふさぎ込んでいました。
まるで、ペットロスです。
吉田さんの
「猫には猫よ!」という言葉通り、
新たな猫、アーサー君を迎え入れた事で、
ワンコも元気を取り戻しました。
今はさらにもう1ニャン増え、
2ワン&2ニャンの賑やかな生活です。
ケンカをする事もなく、お互いに居心地のいい距離で、
上手に暮らしています。
月助に出会った1年後の同じ日、
同じキジトラ猫に出会いました。
座り込んで動かず、周りにはハエが飛んでいました。
看取り覚悟で抱きかかえました。
最初は強制給餌でご飯をあげました。
自力でご飯を食べるまでに回復しましたが、
今度は手足の皮膚が剥がれてきました。
毎日、消毒し、薬を塗り、包帯を巻き、
動物の生命力に驚かされました。
多少の後遺症?で小さなハゲは残りましたが、
「我が家に迎えたい」という素敵な里親様に巡り合い、
今はcafeから卒業した2猫と共に、幸せに暮らしています。
雨の日も、雪の日も、外の猫ちゃんにご飯をあげる人、
お家のガレージに猫ハウスを作り、雨風しのげるようにする人、
刑事の張り込みのように、菓子パンをかじりながらTNRする人、
かかわり方は人それぞれですが、猫ちゃんを大事に思う気持ちは一緒だと思います。
ただ、
猫生最後の日を、誰かと一緒に過ごせる猫ちゃんが
一匹でも増えるように、
保護する人、里親になる人、
そんな人が一人でも増えるといいですね。