3ニャンのトライアルで、また少なくなるね~なんて言っていると…
今年もTNRの時期到来となりました。

そして…今年こそ大捕り物を成し得たいと思っています。

うちの卒業生のママ猫は賢く崇高な子だそうです。大ママと呼ばれるその子には私は2度しか会えていません。

一時はその大ママに子達が繁殖を繰り返し大変な事になっていましたが、大ママ以外の♀は全て術済みとなり、適正数にまでになったと思います。(まだまだ、猫嫌いな人にも猫が心配過ぎる私達にも、地域猫も野良猫も要らないって共通点はありますが…)

20170205-1
↑写真は一昨年の物です。保護しスタッフ猫になり卒業し今は幸せです

やっと・・・毎日餌をあげてくれる餌やりさんが本気出してくれました。どうにか捕まりそうだと…(それは一昨年もそう言ってましたが)今度こそ、負の連鎖の仔猫を産ませないべく捕獲したいと思います。

基本的に毎日ご飯を上げている餌やりさんですから、友好的に捕獲出来るのでお任せしたいところです。私の役目は捕獲後~病院搬送までですが、頑張って朝4時台に起きたいと思います。

同時に、他の信頼出来る餌やりさんと子猫の保護です。2頭しか姿は見れずらしいですが、どちらも保護出来たらと思っていたら…昨夜、どちらも保護できました。どちらも♂で本日、初期医療措置を終えました。

20170205-2
↑フレッド&ペリー 隔離室暮らしが始まりました。

20170205-3
↑違う場所の…この子もうちにいた子の兄弟です。

同じ月齢の子でも保護とリリースで運命は分れてしまいました。大分汚れて、生活苦が想像できます。

しっかりした餌やりさんも居ますが、それでも外は過酷なんですね。

「最期になったらうちにおいで」ってそんな事しか言えない自分を情けなくも思い、それでも

それ以上の事は出来ないので重苦しい気持ちの中でTNR活動しています。

TNR活動、厳しいことが多いです。人間関係も複雑に絡みます。夜も更けた時間がゴールデンタイムとなります。冬は寒いし夏は虫刺されます。お腹空いてもトイレ行きたくても持ち場は離れられません。お金もかかります。何より猫に嫌われます。それでも捕獲出来たら安堵して病院搬送ですが、予定外の多頭捕獲だと病院にも(ゴリ押しなので…)気を使い平身低頭です。(それでも最低限の迷惑の掛からぬよう、駆虫したり出来たら爪切ったり努力もします)

それでも、TNRをお手伝いして下さる稀有な方が居りましたら…ご連絡くださいね。

墨田区のTNRボラさんは高齢化しています。若い力が必要だとヒシヒシと感じております。

(2017年1月28日 「TNR始まりました」より)