飲食店店主 後藤 彰久さん ［卒業生 フェア（犬）・えもん（猫）］
店の看板犬を飼いたいなぁと思っておりましたが、自宅がペット不可の物件だった為、クレーンゲームで200円使って取れた犬のぬいぐるみを店頭の看板につないでおりました。
月日が経ち、お客様を介してCATS&DOGSのオーナーと知り合いました。CATS&DOGSのブログを読んでいると、当時保護されていた犬の後ろ姿の写真を見て、ハッとしました。
『あれ？うちのぬいぐるみと同じじゃん…』
丁度自宅の契約更新をする時期だった為、大家さんに相談して、ペットOKの許可を得たので、すぐさまCATS&DOGSに連絡をしました。
譲渡条件などを伺ったつもりだったのですが、最初の返信が『あげます。』だったので、店の仕込みを途中で切り上げて、タクシーに乗り犬に逢いに行きました。
店に入ると、看板犬サランの横で、耳のデカイ豚みたいな犬が、一生懸命吠えておりました。頭の上から撫でようとして、挨拶代わりに指先をパクっとされました。幸い、厚手の手袋をしていたので、なんともありませんでした。
その時、『うちの子は、絶対咬まないから大丈夫！』って言ってる人がおりますが、あれは嘘だな。って思いました。だって犬だもん。
そして、犬への挨拶の仕方もろくに知らなかった私と、少しばかり人間を信じる事を出来なくなった犬の生活がスタートしました。CATS&DOGSのオーナーはじめ、ボランティアスタッフの方々に支えられながら、徐々に犬とも仲が深まっております。
決闘書？付き犬を迎え入れてから一年が過ぎた頃、生後２ヶ月位の仔猫を保護しました。猫に関しても無知だった私は、直ぐにCATS&DOGSのオーナーに相談しました。
既に里親になる決心は、ついていたのですが、猫を飼った事がない、猫を迎え入れる為の設備が整っていない事を考慮していただき、CATS&DOGSのネコシェルターで預かっていただける事になりました。その時期ネコシェルターには、同じ位の仔猫がいて、仔猫達は、楽しそうに遊んでおりました。将来、自宅でもこの光景が見れたらいいなぁ…と思いながらも、まずは、一匹責任を持って飼おう！と思いました。
犬猫初心者に近い私は、CATS&DOGSさんのサポートのおかげで、より一層犬猫に対して興味を持ち現在に至ります。今後は、サポートし合える関係を強くしていきたいです。
